子どもを望んで妊活していても、なかなか授からない…。
それが続くと、「何がいけないんだろう」 「母になる資格がないのかな」などと、自分を責めてしまいがちですよね。
でも、視点を変えれば、妊娠しないことにも意味があるかもしれません。
スピリチュアル的には、妊娠することにも、妊娠しないことにも、それぞれ意味があるとされています。
そこで、この記事では、スピリチュアルの視点から見て、
・妊娠の意味
・妊娠できない理由
をご紹介します。
スピリチュアルに馴染みのない方にも、分かりやすく解説しています。
ぜひ最後までお読みくださいね。
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スピリチュアル的妊娠できない理由は?不妊にも意味がある?
不妊治療を行ったり、生活習慣の改善をしたり、サプリを摂ったり・・・
たくさんの時間・お金をかけ、さまざまな努力をされていることと思います。
それでも結果に結びつかなかったら・・・
どうしてもご自身を責めてしまいがちですよね。
今回はスピリチュアルな観点から、その不安や自責の念を少しでも軽くしていただけたらと思います。
スピリチュアル的赤ちゃんを授かる意味とは?
まず、「妊娠」の意味をスピリチュアルの視点から考えていきましょう。
赤ちゃんは、神様からの授かりものです。
授かりものというと当然のことのように聞こえますが、赤ちゃんは、自分が欲しいと思ったときに授かることのできるものではありません。
必ずしも、「子育てがしたい」と思ったタイミングでやって来てくれるわけではないのです。
また、赤ちゃんは母親を選んでやって来る、とも考えられています。
赤ちゃんは、魂の修行のため、今世で生きて学ぶためにこの世に産まれてきます。
その目的を達成できるようなママを、お空で選んでから降りてくるのです。
スピリチュアルでは、子育てのことを「ボランティア」と表現することが多いです。
輪廻転生のなかで、今世でなにかを経験し学ぼうとしている魂を預かり、育てて、そして来世へとつなぐボランティアなのです。
そのなかで、親も、子どもを持ったことで新しい気づきを得て、学んでいきます。
つまり、魂どうしが双方向に関わり合うのが親子です。
母と子は、過去世で約束しあった魂でつながっていることもあり、いわば運命とも言えるもの。
「授かりもの」というのは、魂が決めた運命によって産まれてくる、という意味なんですね。
では逆に、妊娠できないことにも意味はあるのでしょうか。
「赤ちゃんは母親を選んでやってくる」と言われると、選んでもらえなかったのか…とマイナスな印象も持ってしまいますよね。
次は、スピリチュアル的な不妊の意味について解説します。
スピリチュアル的妊娠できない理由は?
スピリチュアルでは、妊娠しないことにも何らかの意味があると考えます。
必ずしも「赤ちゃんから選んでもらえなかった」ということではありません。
まず考えられるのは、「今は子育て以外の使命がある」ということ。
前章で、赤ちゃんは今世で学びを得るため、魂の修行のために産まれてくるとお伝えしました。
それは、母親も同じです。
母親も、今世で達成したいものを決めて産まれてきています。
それは前世で達成できなかった課題だということもあるし、「前世ではたくさん子育てをしたから、次は他の使命を頑張りたい」ということもあります。
また、「子育て」というのも、自分の子どもを育てるものだとは限りません。
社会貢献や国際ボランティアなど、幅広く世界の子どもたちを育てる仕事もありますし、動物保護活動などで命を救うこともできます。
通常、過去世の記憶はないので、自分が何を使命として産まれてきたかは分かりません。
だからこそ、赤ちゃんを授かれないと、辛く悲しい気持ちになってしまいます。
でも、子育て以外の使命を持って産まれてきた可能性もあるのです。
妊娠以外のことにも目を向けてみて、興味を持てるもの、熱中できそうなものがあれば、それが今チャレンジすべき使命なのかもしれませんね。
また、スピリチュアル的に見て、妊娠しない理由は他にもあります。
今世で子育てすることが決まっていても、「今じゃない」だけかもしれないのです。
一体、どういうことなのでしょうか。
妊娠のタイミングが今じゃない?
実は、親子となる魂どうしが実際に巡り合わせるには、それぞれタイミングがあります。
まず、子どもの視点から考えていきましょう。
赤ちゃんは、今世で学ぶこと、経験すること、達成すべきことなどを決めてから産まれてきます。
いわば計画書のようなもので、「ブループリント」「人生の青写真」とも呼ばれています。
その計画書通りに生きるためには、産まれるタイミングが大事です。
数年ズレるだけで、友人や恋人など、人生の分岐点となるような大事な人物(ソウルメイト)との出会いを逃してしまうかもしれません。
赤ちゃんは、親が「子どもが欲しい」と思ったときにやって来ることはなく、産まれるべきタイミングをじっと待っているのです。
また、親の視点から見ても同様です。
親も、今世で学ぶことや、達成すべき課題を決めて産まれてきています。
他に達成すべきことがあって、今は妊娠するべきタイミングではない、ということもあります。
その場合は、課題を達成できたのちに、子育てのタイミングがやってくるかもしれません。
このように、親と子それぞれのタイミングというものがあり、それがぴったりと合ったときに妊娠する、というのがスピリチュアルの考え方です。
親子となろうとする魂どうしはご縁でつながっており、親子となるために適切な時期を待っているのです。
なかなか授からず辛い思いをしている方も、少し待てば、最適のタイミングで赤ちゃんがやって来てくれるかもしれません。
ここまで、妊娠しないことのスピリチュアル的な意味を、「別の使命があるから」「タイミングが今ではないから」という視点でご紹介しました。
でも、スピリチュアル的には、他にも意味が考えられます。
妊活しても授からない理由には、あと何があるのでしょうか。
その他にも理由がある?
スピリチュアル的に見て、妊娠しないことの意味は、他に下記のようなものがあります。
●親子のご縁ではない
夫婦や親子などは、魂どうしが過去世でも繋がっていたことが多いです。
過去の関係性によっては、「親と子」になるご縁ではなく、他の出会い方で繋がっているかもしれません。
また、夫婦としても、子どもを授かるご縁を持っていない関係性である可能性があります。
なかには、過去世では親子だった魂どうしが、今世では夫婦になっていることもあります。
一方が甘えたがりで、一方が世話焼きなど、親子のような関係性の夫婦であれば、それがある種の子育てをしているとも考えられますね。
●初対面どうしの魂
なかには、これから親子になろうとしている魂どうしが、過去世では繋がっておらず、初対面だということもあります。
その場合、まだご縁が繋がっていないために出会えないのかもしれません。
そのときは、縁結びの神社や、子宝スポットなどのパワースポットに行くことで、ご縁を引き寄せることができます。
●親側の潜在意識
子どもが欲しいと思って妊活していても、実は心の奥では、親となることを拒否していることがあります。
自分自身が親と不仲である、人を傷つけたり人から傷つけられたことがある、ショックな出来事から立ち直れていない、など、さまざまな経験がきっかけで、自分が親となることへの不安や拒絶が残っているのです。
いわば心にフィルターがかかっているようなもので、それを解除することができれば、赤ちゃんがお腹にやって来てくれるかもしれません。
一度、自分の心の声に耳を澄ませてみましょう。
以上が、妊娠しないことの意味として考えられるものです。
必ずしも、「親になる資格がない」「赤ちゃんから選んでもらえない」といった理由で妊娠しないわけではないので、安心してくださいね。
まとめ
この記事では、スピリチュアルの視点から妊娠について考えてきました。
子どもは授かりものであり、魂どうしのご縁で繋がった運命だということが分かりましたね。
妊娠しないことの意味については、
・今は他の使命がある
・タイミングが今じゃない
・親子となるご縁ではない、もしくは、初対面どうしの魂のためご縁が繋がっていない
・親の心にフィルターがかかっている
などが考えられます。
スピリチュアルとは元々、「魂の」「精神的な」などの意味があり、
「今の自分の魂(=心の声)を聞いて、行動し、人生をより良くしていく」ために広まってきました。
自分の本音に気づけば、どうして子どもが欲しいのか深堀りできますし、他にやりたいこと、人生で達成したいことなどが見つかるかもしれません。
子どもができない辛い気持ちに捉われず、一度、自分の心の声を聞いてみてはいかがでしょうか。
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