不妊検査の内容や流れは?費用は?痛みはあるの?!

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不妊検査や注意したい病気

近年、不妊検査や不妊治療を受ける人が増えています。

・自己流で妊活しているけれど、なかなか授からない…

・不妊検査を受けたら、不妊の原因が分かるのかな…

など、興味のある方も多いでしょう。

 

一方で、

「お金がかかりそう」

「検査に痛みはないの??」

などの不安から、一歩踏み出せない方もいるのではないでしょうか。

 

そんな方向けに、この記事では、

・不妊検査の内容、種類

・かかる費用

・痛みはあるのか

・男性の検査

についてご紹介しています。

この記事を読んで、不安や疑問をスッキリさせてくださいね。

 

この記事はトータル妊活歴約4年(更新中)の妊活中の30代主婦が書いています。
専門家ではありませんのでご了承ください。
妊活中はいろいろなことが気になって仕方ないですよね。

わたしもいろいろ調べてしまうたちなので、自分のため、そして妊活中の同志のため、
このブログにまとめることにしました。
わたしの意見を押し付けるつもりはありません。
リラックスして読んでくださいね。

少しでも参考になれば幸いです。

 

ページコンテンツ

不妊検査の内容や流れは?費用は?痛みはあるの?!

不妊検査って「妊活はじめて1〜2年授からなかったら受けるもの」というイメージないですか?

でもね、妊活・不妊経験者の多くは、早く受診しなかったことを後悔しているというアンケート結果があるんです。

ですので、私のお勧めとしては、赤ちゃんが欲しいなと思ったら、基礎体温をはかり、不妊検査を受けることを検討してみてほしいな、と思います。

基礎体温についてはこちら★

 

では本題の、不妊検査ついてみていきましょう。

不妊検査の流れや内容は?

不妊検査では、まずさまざまな検査から不妊となっている原因を特定していきます。

女性の検査は生理周期に合わせて行われます。

病院によって差はありますが、一般的に行われることの多い検査を順に見ていきましょう。

(1)生理中(1〜5日目)

●ホルモン検査

生理周期や妊娠に関わるホルモン(卵胞刺激ホルモン(FSH)、黄体化ホルモン(LH)、プロラクチン(PRL)、エストロゲン(E2)など)を血液から検査し、卵巣などに問題がないか調べます。

(2)生理後から排卵まで

●子宮卵管造影検査

卵管の通過性を調べます。
子宮口から造影剤を注入して、卵管を通っていく様子を観察し、形がおかしくないか、卵管が詰まっていないかを調べます。

(3)排卵前

●超音波検査(卵胞チェック)

卵胞がどれだけ育っているかチェックして、排卵の時期を推定します。
卵胞は約2cmほどの大きさになると排卵します。

●フーナーテスト

超音波検査で推定した排卵日の直前に性交渉をもち、当日〜翌日に頸管粘液(おりもの)を採取して、そのなかの精子を調べます。
きちんと運動できている精子が見られない場合は、免疫検査(精子を排除してしまう抗体がないか)へと進みます。

(4)排卵後

●黄体ホルモン検査

排卵が済むと分泌が増える、黄体ホルモンの値を調べます。
黄体ホルモンは、厚くなった子宮内膜を柔らかく保ち、着床や妊娠の維持を助けます。
病院によっては超音波検査も用いて子宮内膜を観察します。

(5)全期間で受けられるもの

●基礎体温の評価

毎日基礎体温をつけて、正しい周期になっているか(高温期と低温期の二相になっているか・排卵が行われているかなど)を評価する、不妊治療のベースとなるものです。
1周期だけでは分からないことも多いので、何周期か基礎体温をつけた上で受診するのがオススメです。

●感染症検査

クラミジアなど、不妊要因となる感染症にかかっていないか、血液検査で調べます。

●AMH(抗ミュラー管ホルモン)

卵子のもととなる原始卵胞がどれだけ残っているか調べる検査で、あとどれくらい妊娠能力があるかの指標にもなります。
原始卵胞は加齢などとともに減りますが、残り少ないと分かれば不妊治療を急ぐことができます。

 

以上の検査は、1周期ですべて行うのは難しいので、初診から数週間かかることが多いです。

また、どの周期からでも検査は始められるので、「生理初日に初診を受けないといけない」などのルールはありません。

はじめは問診などもありますので、気楽な気持ちで相談しにいきましょう。

 

しかし、こんなにたくさんの検査を受けるとなると、費用面が心配になってきますよね。

「不妊検査って高額なイメージ…」
「保険がきかないのでは?」

などと思う方も多いでしょう。

そこで次は、検査にかかる費用や、保険適用の範囲、助成制度についてご紹介します。

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不妊検査に費用はどれくらいかかる?

厚生労働省によると、はじめに行われる一般的な不妊検査は、主なものは保険適用(保険証を使って一部の負担だけで済む)とされています。
(https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r985200000314vv-att/2r985200000314yg.pdf)

しかし一部は自費診療のものもあります。

また、病院によって取り扱いが異なることも多く、「どこに行っても金額は一緒」ということではなさそうです。

ですので、ここでは主に行われる検査の、平均的な費用をご紹介します。

(1)主に保険適用となるもの

※金額は3割負担で表示しています。

●ホルモン検査…約2000〜4000円
※調べるホルモンの種類数によって異なります。

●子宮卵管造影検査…約7000円
※造影剤注入時に使う器具(カテーテル)代が含まれます。

●超音波検査…約1600円
※同月内に複数回行うと、費用が変わることがあります。

●フーナーテスト…約500〜800円

●黄体ホルモン検査…約1000円

●AMH…約5000〜7000円

(2)主に自費診療となるもの

●感染症検査…約7000円
※調べる感染症の範囲によって異なります。
クラミジアのみだと4000円ほどのことも。

 

以上を合計すると、はじめの検査で約2〜3万円が必要になります。
痛い出費ですよね…。

そこで、自治体によっては不妊検査・不妊治療の費用助成を行なっています。

例えば東京都だと、不妊検査・治療にかかった費用につき5万円を上限に助成しています。
(東京都不妊検査等助成事業)

助成の内容や対象者は、自治体によってさまざま。

不妊治療だけが対象で、検査については対象外のところもあるので注意が必要です。

ぜひ、お住まいの地域の助成事業について調べてみてくださいね。

 

費用について分かったところで、もうひとつ気になるのが、「検査の痛み」。

「不妊治療って痛いイメージがある」
「実際に受けた人から痛かったと聞いた…。」
という方もいるかもしれません。

実際、不妊検査には痛みがあるのでしょうか。

痛みはあるの?!

はじめの検査のうち「痛い」とよく言われるのは、子宮卵管造影検査です。

子宮卵管造影で痛むポイントは2つ。

1つめは、子宮内にカテーテル(管)を入れるところです。

カテーテルには風船のようなものが付いており、これを膨らませることで子宮内に固定します。

ここで子宮が圧迫されるため、痛いと感じることが多いようです。

2つめは、造影剤が卵管を通るとき。

卵管は1mmほどととても細く、そこを粘性のある造影剤が通ることで痛みを感じます。

ただ、病院によって手法が違ったり、造影剤を入れるスピードが違ったりすることで痛みレベルは変わるようです。

鎮痛剤を処方したり、場合によっては麻酔を使ったりなど痛みのケアをしてくれるところも多いので、不安なときは事前に相談してみましょう。

 

一方、子宮卵管造影以外の検査は、痛みのあるものはほとんどありません。

婦人科の受診に不慣れな方だと、はじめは内診(腟から超音波など器具を入れる)で緊張して、痛みや違和感を感じることもあるかもしれません。

でも、リラックスして、力を抜くことでかなり緩和できますよ。

 

ここまで、女性が受ける検査を紹介してきました。

でも、不妊の原因は女性に限らず、男性にある可能性もありますよね。

次は、男性側の不妊検査について見ていきましょう。

男性の不妊検査はどんなもの?

男性も、さまざまな検査から不妊原因を特定することができます。

●精液検査…保険適用・約400円

※病院によっては自費扱いのところも。
精液を採取し、精子の数や運動率、生存率や、形態(奇形が多くないか)などを調べます。
指定日数の禁欲ののち、病院で採取するか、自宅で採取して持ち込むことになります。

●超音波検査…保険適用・約1600円

※同月内に複数回行うと、費用が変わることがあります。
精巣などを観察し、不妊原因ともなる精索静脈瘤などの病気がないか調べます。

●ホルモン検査…自費・約7000円

男性ホルモン(テストステロン)や性腺刺激ホルモン(LH、FSH)などを血液検査して、精巣機能に問題がないか調べます。

●感染症検査…自費・約7000円

女性同様、クラミジアなどの不妊要因となる感染症にかかっていないか調べます。
性感染症の場合はパートナー間で感染するので、男性側も検査するのが良いでしょう。

 

そのほか、精液検査で問題がみられたときに行う染色体検査や遺伝子検査などがありますが、自費扱いのところが多く数万円の費用がかかります。

男性の不妊検査というと「病院に行きづらい」などなかなか踏み込めない方も多いですが、最近では(簡易的なものですが)郵送で精液検査をしてくれるところもあります。

 

こちらに、自宅でスマホでできる簡易の精液チェックの方法もあります。
参考にされて見てください。
妊活にリポビタンDスーパーがいい?精子の質を上げる?!

 

不妊の原因は、約半数が男性にもあると言われています。
プライバシーに配慮された病院も多いので、気楽な気持ちで受けてみてはいかがでしょうか。

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まとめ

はじめの不妊検査については、

・生理周期に合わせてさまざまな検査がある
・合わせて2〜3万円ほどかかる
・子宮卵管造影のみ、痛みを感じやすい

ということが分かりましたね。

費用は安くはありませんが、助成を行なっている自治体も増えています。

また現在(令和2年時点)、政府で不妊治療の保険適用化について議論がなされています。
検査も含めて、今より受けやすい環境が整っていくかもしれませんね。

不妊検査は、男性側の理解も得て、男性側も検査するのがベストです。

ぜひパートナーの方と相談して、気楽な気持ちで受けてみてください。

 

 

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コメント

  1. […] 不妊検査について、▶︎こちらに詳しく書いてあります。 検査内容や費用は? そして痛みがないのかも気になるところですよね。 […]

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