「卵巣年齢」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
妊活中の女性や、いずれは妊娠したいと望んでいる女性にとって、もちろん現在の実年齢は大いに意識しているところですよね。
でも、実年齢は十分若くても、卵巣年齢が高くなってしまうといったことがあるとしたらどうでしょう。
もし自分に当てはまったならと、不安になってしまいますね。
この記事では、卵巣年齢とはそもそもどんなものか、調べる方法や卵巣年齢を若くする方法が存在するかどうかについて紹介します。
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卵巣年齢が高くなる原因は？若くできる？セルフチェックも！
卵巣年齢ってあまり聞き馴染みがない人も多いかもしれません。
不妊検査された方や、不妊治療を行われている方なんかは、クリニックで説明があったのではないでしょうか。
卵巣年齢って、実際の年齢とは比例しないんです。
では、そもそも卵巣年齢ってなんなの？！と言うところから見ていきましょう。
卵巣年齢ってなに？
「卵巣年齢」とは、専門的には卵巣予備能ともいわれます。
卵巣予備能を表す代表的な指標のひとつに、AMHがあります。
AMHとは、抗ミュラー管ホルモンの略で、卵巣内にある成長途中の卵子（卵胞）から分泌されているホルモンのことです。
AMHが高いということは、卵子のもとが卵巣内に多くあるということになります。
年齢が高くなるほどAMHの値は低くなっていきます。
年齢別に目安となるAMHの値の範囲があり、それと比較することで、だいたいの卵巣年齢がわかります。
AMHの量は、血液検査で測ることができます。
必要な検査は採血のみなので、体に負担はさほどありません。
また、月経周期による数値の変動があまりないので、検査はいつでも受けられます。
なお、AMHの測定は、健康保険適応外です。
検査を受ける医療機関により費用は異なりますが、だいたい5,000～10,000円くらいで検査を受けられるところが多いようです。
妊活プランを考える上で、卵巣年齢を知っておくことは大切ですね。
でも、1項目の検査だけのために専門の医療機関を受診するのは敷居が高いなと思ってしまう人もいるでしょう。
費用もかかりますし、そもそも、日中にそんな時間が取れないという場合も。
検査を受けるかどうか、受けるとしたらいつがよいのか、迷ってしまいますね。
卵巣年齢はセルフチェックできる？
卵巣年齢はある程度セルフチェックできます。
検査を迷っている人も、まずは一度チェックしてみましょう。
チェック2：髪のハリやツヤが気になる
チェック3：夜中まで起きていることが多い
チェック4：月経直前は吹き出物が出るなど肌が不安定
チェック5：以前より経血が少ない
チェック6：短期間で次の月経が始まる
チェック7：月経の周期が一定しない
チェック8：太っている（BMIが25以上）
チェック9：体重が短期間で大幅に減少したことがある
チェック10：過度の緊張を強いられる状況がしばしばある（仕事など）
あくまでも目安ではありますが、当てはまる項目が多ければ多いほど、卵巣年齢が高くなっている可能性も高くなる傾向にあります。
3個以上の項目に当てはまる場合、栄養状態や睡眠など、生活習慣が乱れてしまっているかもしれません。
卵巣年齢に影響する可能性もあるので、一度見直してみることをおすすめします。
また、8個以上の項目に当てはまる場合は、もしかしたら他にも（特に婦人科系で）気になる症状が何かしらあるのではないでしょうか。
もし、何か症状があれば、早めに医療機関に相談したほうがよいでしょう。
もちろん、このセルフチェックで、ひとつも当てはまる項目がなかったからといって、卵巣年齢が若いことを保証するものではありません。
ご自身の現状や将来のプランなども合わせて、検査を検討しましょう。
では、卵巣年齢、つまり卵巣の老化はどのように起こるのでしょうか。
その理由を知るために、排卵前の卵子がどのようにつくられるのかを押さえておきましょう。
卵巣年齢が高くなる原因は？
卵子のもととなるもの、およびそれを取り囲む細胞を「卵胞（らんぽう）」と呼びます。
卵巣の中にある卵胞のうち、いくつかが時間をかけて成熟していき、やがてその中から排卵がおこるのです。
卵巣とは、卵胞を「ためておく」場所です。
卵胞を「つくる」場所ではないのです。
卵胞は、胎児期（お母さんのおなかの中にいる間）につくられます。
出生後に新たに卵胞ができることはありません。
排卵されるのは1周期（おおむね1ヶ月）に1個ですが、その間に卵胞は1,000個くらい減少していくといわれています。
卵胞の数は、出生時に約200万個、初潮を迎える思春期ごろに20～30万個、閉経する頃には約1,000個まで減少します。
AMHが示す卵巣予備能は、もともと個人差が非常に大きいものです。
見た目はとても若い人でも、卵胞の数が減ってしまっているということも起こりえます。
また、AMHは「卵子の質」を表す指標ではありません。
AMHの値によって妊娠のしやすさに直結するわけではなく、他にも様々な要因が絡みあうことが多いです。
AMHの値により今後のプランを考えるなら、しっかりと説明を受けた上で相談ができる医療機関での検査をおすすめします。
卵巣予備能を数字で突きつけられてしまうと、結果により一喜一憂してしまいますね。
妊娠を望む女性にとって、卵巣をよい状態に保つことが可能なら、是非その方法を知りたいところです。
卵巣年齢を若くするにはどうしたらいい？！
まず知っておくべきなのは、卵胞の減少を止める方法はないということです。
排卵や月経のあるなしにかかわらず、卵胞は減少していきます。
消えてしまった卵胞が再度増えることはありませんし、卵胞が減っていくスピードを遅くすることもできません。
ただし、セルフチェックの項目にもあったように、生活習慣の乱れやストレスなどで、老化を加速させてしまう可能性もまたあるのです。
もし、セルフチェックで多くの項目に当てはまるなど、生活習慣を見直す場合、以下のようなポイントを意識するとよいでしょう。
・食事：たんぱく質やビタミンなど、バランスよく食べる
・良質な睡眠：遅くとも0時には就寝し、十分な睡眠時間を確保する
・血流改善：体を冷やしすぎないように注意し、適度な運動をする・喫煙は控える
・過度なストレスを抱え込みすぎない
卵子の減少は止めることはできませんが、AMHの値を改善する方法はあります。
それはビタミンDです。
ビタミンDは卵胞の発育に大きく関わっています。
ビタミンDが不足してしますと、卵子がうまく育たずにAMHの値が低くなってしまう場合があると言うのです。
なので、ビタミンDを補うことで卵胞の育ちが改善され、AMHの値も改善される可能性があります。
ビタミンDが含まれている食べ物には魚、肉、卵、きのこ、海藻などがあります。
普段の食事から十分な量を摂るのもなかなか難しいですよね。
そんな時に頼りになるのはやっぱりサプリ！
でももう既にいくつかのサプリを飲まれているのでは？
葉酸とビタミンDが一緒に入っているサプリを選ばれると良いかもしれません。
その中でもmakanaやmitasは大人気ですよね。
Instagramでもたくさん飲まれている方を見ています。
どとらも初回価格が設定されていますが、特にmakanaはお試し500円！
5日分ではありますが、味や飲みやすさに敏感な人にはワンコインでお試しできるのは嬉しいですね。
mitasは和漢素材が使われているのが魅力的！
漢方って効果がありそうだけど、飲みにくいし、処方してもらうとすごく高額だから・・・
葉酸と一緒にサプリになっていたらお手軽ですよね。
また、日光を浴びることによっても、ビタミンDを得られるのです。
ビタミンDはAMHの改善以外にも妊娠や健康に必要なものです。
コロナ禍の今、免疫力アップの効果もあるので積極的にとりたいですね。
まとめ
「卵巣年齢が実年齢より高くなっている」ときくと、何となくドキリとしてしまいますね。
AMHは指標のひとつではありますが、単純にAMHの値が低い＝妊娠しづらいと言い切ってしまえるものではありません。
妊娠・出産を望む女性にとって、卵巣だけでなく、心身ともに健康であることがとても重要です。
生活習慣など気になるところがあれば、この機会に見直してみるのもよいでしょう。
これからのライフプランやファミリープラン、そして何よりあなた自身の健康のために、卵巣年齢の指標も上手に活用していきましょう。
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