妊娠率を上げるタイミングの取り方とは?気になる疑問3選も!

※当ブログはアフィリエイト広告を掲載しています。
妊活

タイミング法で妊活していると、どうしても気になるのが「妊娠率」。

少しでも妊娠する確率の高い方法で、タイミングを取りたいですよね。

そこで、

・妊娠率のもっとも高い日
・妊娠しやすい日のおりもの
・タイミングの頻度
・性交渉の体位やオーガズム

などなど、妊娠率を高める方法について調べてみました。

この記事では、アメリカ生殖医学会の学会誌「Fertility & Sterility」に掲載された専門家の意見を参考にしています。

約10万人の女性を対象にしたデータとともに、より確実な情報をお届けしていきます。

<スポンサーリンク>

ページコンテンツ

1番妊娠率の高い日は?

性交渉による妊娠が可能なのは、排卵6日前〜排卵日の翌日とされています。

なかでも、最も妊娠率が高くなるのは排卵日の1日前。
排卵日当日だと思われていた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

〈排卵日前後の妊娠率〉
3日前…24.3%
2日前…30.3%
1日前… 38.4%
当日…17.2%
1日後…5.1%
(https://www.sangenjaya-wcl.com/blog/2019/12/04/1098/

 

これを見ると、排卵の当日や翌日にはガクッと妊娠率が下がってしまうのが分かりますね。

ここでは排卵日を特定するのが重要になってきますが、自己流だと誤差が出てしまうこともあります。

ひとつの情報だけでなく、
・普段の生理周期と基礎体温
・おりものの状態
・排卵日予測検査薬
など総合的に見て予想し、余裕を持ってタイミングを取るのが理想的ですね。

 

そもそも基礎体温って?
ただ体温を測るだけじゃないの?
基礎体温の測り方★基礎体温を測るためのオススメの体温計

予測検温はなんと10秒!
2度寝する暇もないですね!
スマートフォンのアプリなどでグラフが確認できる!
しかもBluetoothで楽々データ転送!

 

排卵検査薬は王道のドゥーテスト!

尿を2秒かけるだけで排卵日の約1日前がわかります!
12回分入っていますよ♪

 

では、排卵日予測ポイントの1つである「おりもの」は、どのような状態がベストなのでしょうか。

実は、排卵日付近のおりものの状態は、妊娠率にも関係しています。

妊娠しやすいおりものの状態とは?

月経終了後、おりものは排卵日に向けて量が増えていきます。

そして排卵前になると、透明で水っぽく、よく伸びるおりものになります。
手にとると約10cmも伸びることもありますが、これが「排卵の直前=妊娠率の高い日」であるサイン。

この時期のおりものは精子の移動を助けて、受精をサポートする働きがあります。
分泌量もこの時期がピークです。

 

そして排卵日を過ぎてしまうと、ドロッと粘りのあるおりものに変化していきます。
おりものの量も減り、白っぽく色が付くことも。

粘りのあるおりものは精子の動きを妨げるため、妊娠率は低くなってしまいます。

 

普段は意識しないおりものですが、月単位で見るとずいぶん変化しているんですね。

よく見極めれば、排卵前なのか後なのか、おりもので見分けがつくようになってきます。

おりものは、下着やパンティライナーに付いたものでも見られますが、清潔な指を腟内に入れて採取することもできます。

変化には個人差もあるので、一度自分のおりものの様子を観察してみてはいかがでしょうか。

 

では、だいたいの排卵日が予測できたとして、どれくらいタイミングを取ればよいのでしょうか。

1回きりで妊娠するのは難しいにしても、忙しい日々の中ではあまり頻繁にタイミングを取れないですよね。

次は、妊娠しやすいタイミングの頻度についてお伝えします。

妊娠しやすいタイミングの頻度は?

頻度について最も妊娠率が高かったのは、やはり毎日タイミングを取ったカップル。

毎日するのは難しくても、最低1日か2日おきにタイミングを取ることで、妊娠率を高めることができます。

〈タイミングの頻度と妊娠率〉
毎日…37%
1日おき…33%
週に1回のみ…15%

卵子の寿命は24時間とされているので、どの時点で排卵されても精子が待機できるように、頻回にタイミングを取るのが理想的です。

「毎日」と「1日おき」であまり差がないのは個人的には驚きでした。

また、頻回に射精すると「精子が薄まる」と言われることもありますが、実際は精子数も運動率も変わりません。

むしろ、禁欲が長いほど古い精子が溜まり、質が低下します。
禁欲は長くても2日以内にしましょう。

無理はできませんが、タイミングの頻度は多いに越したことはありません。
排卵期のみの性交渉だと子作りへのプレッシャーが生まれがちなので、日頃からタイミングが取れているとより良いですね。

毎日や1日おきなど、頻繁にタイミングを取ることが「体力的にしんどい」ということであれば、「シリンジ法」も選択肢のひとつに入れてみてはいかがでしょうか。
シリンジ法で妊娠?!やり方やコツは?キットがあるの?

 

ここまで、タイミングや頻度については分かりましたが、いざ性交渉をする際の注意点はあるのでしょうか。

「性交渉の後は腰を上げておく」など、口コミで広がっているメソッドも多いですが、どれが正しい情報か分からないですよね。

そこで、タイミング時に気になる疑問を3点解説していきます。

気になる疑問3選!

①性交渉後は腰をあげて寝ていた方がいいの?

性交渉後は精子が流れ出ないように、腰を上げて安静にしている、という方も多いようです。

しかし今回の研究では、この行動と妊娠率には関連性が見られませんでした。
子宮頸部に入り込んだ精子は、15分後には卵管の奥まで到達します。

なので、特に腰を上げておくなどの必要はないとのことです。

②妊娠しやすい体位はあるの?

体位といえば、「妊娠しやすいのは○○位!」などと噂されることの多いトピックです。
しかし実際は、体位と妊娠率の関連性を認めるエビデンスはありません。

ふたりが楽しめるスタイルで行うのが一番です。

③オーガズムは妊娠率を上げるの?

オーガズムによる子宮収縮が精子の移動をサポートするとも言われていますが、妊娠率との関連性はまだ分かっていません。

エビデンスはまだないものの、女性も気持ちよく感じられる性交渉のほうが満足感が得られますし、自然と頻度も上がります。
結果として妊娠しやすくなる可能性もあるので、楽しい性生活を送れれば一番良いですね。

<スポンサーリンク>

まとめ

この記事では、

・最も妊娠率が高いのは排卵の前日
・排卵直前のおりものは透明でよく伸びる
・頻度は毎日がベスト、最低でも1,2日おき

ということが分かりましたね。

 

体位や性交渉後の体勢も、基本的に妊娠率とは関係ないことが分かりました。

タイミングは多いに越したことはありませんが、忙しい日々ではなかなか難しいことも多いですよね。

だからこそ普段から基礎体温やおりものの状態を見ておけば、最も妊娠率の高い「排卵の前日」を狙いにいくこともできます。

効率的なタイミング法を目指しつつ、それがプレッシャーにならないよう、リラックスして性生活を楽しみましょう。

<スポンサーリンク>

コメント

タイトルとURLをコピーしました