妊活に油は良くない?!気をつけたい油と摂りたい油

妊活

唐揚げや天ぷら、菓子パンやスナック菓子など、美味しくてついつい食べ過ぎてしまいませんか?

私も、外食する時には、唐揚げが大好きなのでつい頼んでしまったり、クリームパンが好きでたまに朝食が菓子パンになってしまう事もあったりしちゃいます…!

妊活する上で体重の過度な増量はよくありませんが、体重とは別に、妊活中には良い油・悪い油というものが存在するんです。
ですので、日ごろ、何気なく食べているものが、実は妊活の身体に良くなかった…という事も少なくないのです。
せっかく妊活に励んでいるのなら、身体に良い油を摂取しつつ、身体に悪い油はなるべく避けたいですね。

今回は、そんな油について、詳しくご紹介したいと思います。

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妊活に油なんて関係あるの?

一見、妊活と油には、何も共通点がなさそうに見えますよね。
ですが、いい油を摂取することは、体にとっても妊活にとっても、大事なことなんです。

私達の体は、60兆個というたくさんの細胞によって出来ています。
血液、皮膚、粘膜や脳も、すべて細胞で出来ていて、もちろん、妊活に必要な卵子や精子も、その細胞の一部です。

その大事な細胞ですが、「細胞膜」という、タンパク質と脂質で構成された膜に被われています。
これにより、脂質というのは細胞を作る上でとても大事な役割をしているので、良質な油を摂取するという事は良質な細胞を作ることに関係してくるわけですね。

また、脂質はホルモンを作り上げるうえでもとても大切な役割をしているので、妊活には欠かせない栄養素なんです。

ですが、良質な油を摂取すると言っても、どの様な油がいいのか?悪い油というのはどういうものなのか?というところが、ピンときませんよね。
まずは、妊活時に避けるべき「悪い油」について、説明していきたいと思います。

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妊活中に気をつけたい油

摂取を避けたい油としては、ズバリ「トランス脂肪酸」です!

トランス脂肪酸と聞くとあまり耳馴染みがないかもしれませんが、実は日常生活を送る上で結構摂取してしまっている油なんです…。

トランス脂肪酸が含まれる食品は、こちらです。
・マーガリン
・ショートニング
・ケーキ
・菓子パン
・ドーナツ
・アイスクリーム
・レトルトカレー
などなど、様々あります。

ここで上げただけでも、知らずに摂取してしまっているものがたくさんあるかと思います…。

欧米では、マーガリンを食べることは「穏やかな自殺」と言われるほど、体には良くない脂質とされています。

これらの食品をあまり多く摂りすぎると、体の中が酸化してしまい、細胞の方にもその影響が出てしまいます。
そうすると、卵子や精子の酸化に繋がってしまったり、流産や卵巣機能の低下など、妊活中には好ましくない影響が出てきてしまいます。

これらの食品を今後一切摂らないというのも中々難しいので、なるべく摂りすぎない様に気をつけて生活していきたいですね。

我が家はコスト的な問題でなんとなく自然にマーガリンを使っていましたが、体に良くないと知ってからはバターに変更しました!
その他の嗜好品も、ゼロではありませんが少しずつ減らすようにしています。

トランス脂肪酸を避けつつも、積極的に摂りたい油もあるんです。
油が体に良いって不思議じゃないですか?
個人的に私、「油は太る」というイメージが先行していました。

そんな方にも知ってほしい、「良い油」についてご紹介します。

妊活中に摂りたい油もある?

妊活中になるべく摂取したい良質な油は、「オメガ3脂肪酸」と呼ばれている油になります。

オメガ3脂肪酸は主に、 卵子や精子を健やかに保ち妊娠率の向上をはかる働きや、母性を高める効果・精子の運動機能の低下を防ぐ効果もあるそうですよ。
また、生活習慣病を予防する働きもある様ですので、資本の体も健康に保てそうですね。

オメガ3脂肪酸は、魚や植物に多く含まれていて、3種類あります。
・αリノレン酸(アマニ油、えごま油など)
・DHA(アジ、サバなど)
・IPA(ホッケ、カワハギなど)

↑これが亜麻の花です。
↓亜麻の種子「アマニ」が原料になった油がアマニ油です。

これらを含むオメガ3脂肪酸は、体内では作り上げる事ができない油なので、日々の食事から摂取するしかありません。
厚生労働省も積極的に摂取する事を勧めるくらい、体にはなくてはならない油なんですよ。

ですので、妊活中にはオメガ3脂肪酸を多く含む食品を積極的に摂取していきましょう。
注意点としては、とても酸化しやすい油になっていますので、摂取する際は加熱は避け、ドレッシングとして使用するなど、生での摂取をおすすめします。

我が家の食事は肉が多いので、意識して魚料理を増やしたり、サラダにアマニ油やえごま油をかけて塩をパラパラ振って食べたりしていますよ。

αリノレン酸を含む油にアマニ油・えごま油をがありましたが、もっと身近な油の、ごま油やオリーブオイルについても気になりますよね。
ごま油やオリーブオイルも体に良いイメージありませんか?
積極的に摂るべきなのでしょういか?
詳しくみていきましょう。

ごま油やオリーブオイルは体に良い?

ごま油は、「オメガ6脂肪酸」と呼ばれる脂肪酸を多く含んでいます。
こちらの油も体内では作り上げる事ができないので、日々の食事から摂取するしかありません。

オメガ6脂肪酸は血液中のコレステロール濃度を下げる働きがあると言われているので体には良い油になります。
ですが、加工食品などに良く含まれていたり手軽に摂取できてしまう油なので、過剰に摂取してしまう傾向にあります。

オメガ6脂肪酸の過剰摂取はアレルギー反応を引き起こす可能性もありますので、適度に摂取していきましょう。

オリーブオイルは「オメガ9脂肪酸」と呼ばれる脂肪酸を多く含んでいます。
こちらは油からも摂取できますし、体内でも作り上げる事ができます。

オメガ9脂肪酸は悪玉コレステロールを減らしたり、生活習慣病の予防・便秘の解消や美容効果もあるので、女性にはとても嬉しい効果をもたらしてくれますよ。
こちらの油は酸化しにくい為、加熱しても使えるので摂取しやすいですね。
ですが、こちらも過剰摂取はせず、適度な量を摂取していきましょう。

つまり、ごま油もオリーブオイルも体には必要ではあるけど、普段の生活で摂取できているので、過剰摂取に注意し、積極的に摂る必要はない、ということです。

油と一言にいっても、様々な種類があるという事がわかって頂けたかと思います。

油というのは私たちの食事には無くてはならないものになりますので、全く摂らない・過剰に摂ってしまう様な事を避け、適切に摂取していきたいですね。

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まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は、妊活に良い油と悪い油をご紹介しました。

・「トランス脂肪酸」はなるべく摂取は避けましょう。
・「オメガ3脂肪酸」は積極的に摂取しましょう。
・「オメガ6脂肪酸」「オメガ9脂肪酸」は摂り過ぎず、適量を摂取していきましょう。

今まで行っていた食事内容を一気に見直すこともいいですが、無理の無いように、少しずつ妊活に良い食事内容に見直していけるといいですね。

妊活にはストレスも大敵ですので、ストレスを感じ過ぎない様に楽しく健やかな妊活生活を送っていきましょう。

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