高温期5日目は、そろそろ妊活の成果が気になりだす頃。
ソワソワ落ち着かず、ちょっとした体調の変化に敏感になってしまう方も多いでしょう。
でも、この時期に妊娠のサインとなる症状はあるのでしょうか?
逆に、症状がなければ妊娠できていないのでしょうか?
この記事では、
・症状から見る妊娠の可能性
・フライング検査はできるのか
について、まとめています。
正しい知識を持って、妊活を乗り越えましょう!
ページコンテンツ
高温期5日目、妊娠した時の症状は?下腹部痛や腰痛は?
高温期5日目ではさすがにまだ妊娠できたかどうか分からないかな?
と思いつつも、気になってしまうもの。
早かろうがなんだろうが、気になっちゃうんだから仕方ない!
順に見ていきましょう!
高温期5日目、妊娠した時の症状は?
高温期5日目は、卵管を移動しながら細胞分裂してきた受精卵が、ようやく子宮控内に到着する頃。
着床にはまだ早いですが、その準備をし始める段階です。
妊娠の成立は「着床したとき」とされているので、その前段階である高温期5日目は、妊娠によるものと断定できる症状はなかなかありません。
とはいえ人によっては、高温期5日目に何かしらの体調の変化や異変を感じる場合もあるようです。
以下、実際に妊娠した方の、その周期の高温期5日目の症状を集めてみました。
・胸が張る、痛む
・下腹部の痛み、チクチク感
・腰痛
・口内炎がたくさんできる
・めまい
・特定のニオイが嫌になる など
これらは普段の月経前症状や体調不良でも起こりうるので、妊娠と直接の因果関係を示すことはできませんが、「今までの風邪や生理前とは何かが違う」と、明らかな異変が起きることもあるようです。
特に「下腹部痛」「腰痛」「胸の張り、痛み」は多くの方に見られたようです。
着床前とはいえ、カラダが妊娠準備に向けてサインを出してくれているという可能性も、否定はできないですね。
是非そうであってほしいですよね・・・!
妊娠と断定できるわけではありませんが、高温期5日目から症状を感じる方もいるようです。
では、これらの症状にどれくらい妊娠の可能性があるのでしょうか。
また、妊娠でなかった場合、ほかにどのような原因があるのでしょうか。
次に、よく見られた「下腹部痛」「腰痛」の症状について、妊娠との関連性をご紹介します。
高温期5日目の下腹部痛や腰痛は妊娠しているサイン?
高温期5日目はまだ着床前なので、妊娠による下腹部痛・腰痛が起きる可能性は低いと言えるでしょう。
着床準備が始まったことによるホルモンバランスの影響…というのも否定はできませんが、下腹部痛が起きたからといって「妊娠した!?」と判断するにはまだ早いかと思われます。
では、妊娠以外で考えられる原因は何があるのでしょうか。
まず考えられるのが、PMS(月経前症候群)です。
PMSは、生理前の時期に起こる症状(下腹部痛、腰痛、気分の落ち込みやイライラなど)の総称です。
生理の直前に始まることが多いですが、人によっては1週間以上前から始まる場合もあります。
特に、疲労やストレスでホルモンバランスが崩れると、早めに症状を感じるケースが多いようです。
妊活のストレス・プレッシャーが影響している可能性もあるので、あまり気にしすぎないようにしましょう。
PMSのほかにも、排卵後の痛み、ホルモンバランスの乱れなどで下腹部痛・腰痛が起きることがあります。
妊活中は体調の変化にシビアになりがちですが、現時点で判断はせず、ゆっくり様子を見てみましょう。
ただし、自己流で基礎体温を測っている場合、「高温期5日目だと思っていたけど、実際は2,3日ずれていた」という場合もあります。
仮に2日ずれて高温期7日目だったとすると、ちょうど着床痛(着床による下腹部痛)が起きてもおかしくありません。
正確な周期は、産婦人科の受診や排卵検査薬などで、排卵日を特定することで分かります。
「低温期と高温期の移り変わりがあやふや…」という方は、検討してみてくださいね。
高温期5日目では、下腹部痛や腰痛などの症状があっても妊娠と断定できないようですね。
とはいえ、妊娠した方のブログなどでは、高温期5日目から症状を感じているケースもよく見かけます。
全く症状がない場合、妊娠の可能性はないのでしょうか?
次に、症状がない場合の妊娠可能性についてお伝えします。
症状がないと妊娠していないってこと?
全く症状がない場合も、「妊娠してないのか…」と不安になってしまいますよね。
高温期5日目で症状がなくても、今後妊娠する可能性はあるのでしょうか。
結論からいうと、妊娠する可能性はあります。
そもそも高温期5日目は着床前なので、妊娠と直接関係する症状はまだ出ないことが多いです。
また妊娠初期症状は個人差が大きいので、このあと着床、妊娠に進んだとしても全く症状がない方もいます。
自覚症状が全くなく、生理が遅れるまで妊娠に気づかなかった!という方も多いそうですよ。
もともと生理不順の方だと、2,3か月経つまで気づかなかったケースもあるようです。
一般的に妊娠初期症状が出るといわれる時期は、生理予定日前後から妊娠5週目(生理予定日の1週間後)頃です。
まだまだ日にちはあるので、安心してくださいね。
高温期5日目で症状があってもなくても、まだ妊娠の判断はできないようですね。
症状がなかったとしても、「妊娠してなかったのか…」と諦めるにはまだ早いです。
とはいえ、「妊娠できたかどうか気になってしかたない!」「生理予定日まで待てない!」という方も多いと思います。
そこで次は、高温期5日目でのフライング検査について、ご紹介します。
フライング検査はもうできる?
一般的な妊娠検査薬は、生理予定日の1週間後から使えるものが多いです。
ですが最近では検査薬の感度もよく、早い段階から薄く陽性反応が出ることもあるため、「フライング検査」をする女性も増えています。
気になって毎日フライング検査するようになったり、化学流産(一度陽性反応が出るも、病院で正式に妊娠確認する前に流産してしまうこと)を知ってしまったり…と、懸念点もあるフライング検査ですが、いち早く妊娠を知ることができるのは良いですよね。
ですが、高温期5日目ではまだ検査薬が反応せず、フライング検査で陽性・陰性を知ることはできません。
妊娠検査薬は、着床後に分泌されるホルモン(ヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG))を検出するものです。
hCGホルモンは着床しないと分泌されないため、高温期5日目ではまだ反応しないのです。
また、着床後すぐの段階ではまだhCGホルモンの量が少なく、検査薬が反応しません。
フライング検査は、早くても高温期9~10日目から始めるといいでしょう。
まとめ
高温期5日目では、
・下腹部痛・腰痛などの症状があっても、妊娠と断定することはできない
・全く症状がなくても、妊娠の可能性はある
・フライング検査をするにはまだ早い
ということが分かりました。
高温期の一日一日はとても長く、妊活の成果が気になってしかたない…という方はとても多いと思います。
とはいえストレスは妊活の大敵。
思いつめすぎて、そのストレスが妊娠を妨げてしまったら元も子もありません。
この時期は結果を気にするのではなく、規則正しい生活をする、運動をする、葉酸などの栄養素を摂る…など、「妊娠を成功させやすい体づくり」を意識してみるのも1つの手です。
いつかやってくる赤ちゃんのために、心身ともに健康な生活を心がけましょう!
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