生理予定日前後の出血・・・。
今回もまたリセット(生理)か・・・。
・・・とガッカリしてしまう状況、妊活をしている方ならアルアルですよね!?
でも、ちょっとだけ待ってください!
その出血・・・本当に生理ですか?
もしかしたらその出血、妊娠超初期症状の『着床出血』かもしれません!!
今日は着床出血について、
・色は?
・量は?
・生理とどう違うの?
を見ていきます。
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着床出血とは?
精子と卵子が結びつくことを受精といいます。
この受精した卵子は受精卵と呼ばれ、受精卵は着床する際、子宮内膜に根をはるように奥に入り込んでいきます。
そのときに、子宮に傷がつき、少量の出血がみられる場合があります。
これを着床出血といいます。
着床出血は妊娠したからといって必ず起こるものではなく、4人に1人よりも少ない確率で起こります。
着床出血がない方のほうが多いのです。
未来の我が子が、一生懸命内膜の奥にくっつこうとしてできた傷、その出血だと思うと、なんだか急に愛おしく感じてしまいますね。
では着床出血について詳しく見ていきましょう。
着床出血はいつごろ?
受精卵の着床によって起こる着床出血ですが、それはいつごろ起こるのでしょうか。
一般的に着床がはじまるのが排卵受精後5〜7日目から。
着床終了まで更に5〜7日程度かかると言われています。
着床出血が、着床のどのタイミング(根を張り始める時か、完全に潜り込んだ時かなど)で起こっているのかははっきりしていませんが、着床期間中ならいつ起こってもおかしくないですね。
私自身も着床出血を体験したことがありますが、高温期7〜8日目に起こりました。
多くの場合は、着床出血は妊娠4週目ごろに起こるそうですよ。
そうです・・・!
なんと、生理予定日と同じタイミングなのです・・・!
生理予定日前後に出血があったら、誰でも生理だと思ってしまいそうですよね!
「またダメだったか〜〜〜」とガッカリしてしまうのも頷けます。
しかし生理と着床出血は、出血がある期間が異なります。
個人差はありますが、着床出血の期間は大体1日~2日程度で終わってしまうことがほとんどです。
まれに長い場合がありますが、長くても3日~4日ほどで、生理よりも少し短い期間です。
それでも、もし4日も出血が続いても「今回は短めの生理だったのかな」と思ってしまいそうですよね。
実は期間以外にも、いくつか生理と着床出血の違いがありますのでご紹介していきます。
どんな色?状態?量は?
まず、色についてみていきましょう。
着床出血で出る血液は、ピンク色、赤色、茶色の場合が多く、個人差がありますが、おりものに血液が混ざった薄い色であることが多いようです。
一方で、生理で出る血液は、赤色から暗赤色であることが多いですね。
次は、血液の状態についてです。
生理では、血液の塊が出ることがありますが、着床出血は血液がサラサラとしていて、血の塊が出ることはありません。
そして最後に、量についてです。
生理は2日目、もしくは3日目ごろから出血量が増えることが多いですが、着床出血は出血の量は増えずに減っていきます。
そもそもの量も少なく、個人差はありますが、ティースプーン大からティッシュに少量つく程度です。
着床出血と生理の違い、なんとなくお分かりいただけたでしょうか?
期間以外のポイントは、色、状態、量でした。
生理予定日前後に出血があっても、「イコール妊娠していない」とはならないことをおわかりいただけたでしょうか?
それでは、改めて生理との違いについてまとめましょう。
生理との違いは?
着床出血は・・・
●色→血液の色はピンク色、赤色、茶色で、おりものに混ざった薄い色であることが多い。
●状態→サラサラとしていて、血の塊が出ない。
●量→出血量が少なく、ティースプーン大からティッシュに少量つく程度。
もちろん個人差はありますが、生理と着床出血の違いはこのようになります。
また、普段基礎体温を測っている方は、着床出血の場合は体温が高いままで、生理の場合は体温が下がります。
基礎体温も、生理か着床出血かを見分ける判断材料になりますね!
生理がきたと思ったら、1日〜2日で終わってしまった。
量も少なかったし、色も薄いし、これは生理?それとも不正出血?
・・・なんて方は、妊娠初期症状の着床出血を疑ってみましょう。
そして、適切な時期に、ぜひ妊娠検査薬を試してみてくださいね。
着床出血がなかった場合にも、「着床出血がなかったからダメだったのか・・・」と落ち込む必要はないので安心してくださいね。
着床出血はない場合の方が多いのです。
また、着床出血には痛みが伴う場合もあり、それを着床痛と言います。
着床痛に関してはこちらにまとめていますので、あわせて読んでみていただけたら嬉しいです♪
まとめ
着床出血は受精卵が着床する時に子宮に傷がつき起こる出血のこと。
おりものに混じったようなピンクや赤色であることが多い。
ティースプーン1杯程度やペーパーに着く程度などごく少量な場合が多い。
基礎体温が下がらず高温を維持する。
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