妊活をしていると、様々なストレスが襲いかかってきます。
努力と結果が結びつかず、いつ終わるかが見えない日々はそれだけで気が重いですよね。
ストレスはよくないと分かっていても、完全には避けきれないもの。
対策のひとつとして、アロマを取り入れてみるのはいかがでしょうか?
香りが好きな場合はもちろん、リラックスや楽しみとして、生活に上手に取り入れたいものです。
ただ、アロマにも色々あり、妊活中に使ってはいけないものもあるんです・・・!
この記事では、妊活とストレスの関係や、アロマを活用したリラックスの方法、妊娠前後にアロマを使うときの注意点について紹介します。
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妊活中にオススメのアロマと危険なアロマ!ストレス対策に
妊活にストレスは良くないと散々目にされていることと思います。
でも・・・どうしたってストレスは感じてしまいますよね!
ストレスを軽減するために、アロマを取り入れてみようかな、と思う方もいらっしゃるかもしれません。
でも、いい香りだったらなんでもいいわけではないんです!
気をつけないといけない香りもあるんです!
順に紹介していきますので、最後までお付き合いいただければと思います。
では、妊活とストレスの関係から、おさらいしていきましょう。
妊活中のリラックスの重要性
妊活にストレスは大敵。
誰もが一度は耳にしたことがあるはずです。
いや、耳にタコかもしれませんね。
また、なんとなく感覚的にでも、ストレスはよくないというイメージを持っていることでしょう。
では、なぜ妊活にストレスがいけないのでしょうか。
ストレスによる体の不調は様々ですが、その原因として、ホルモン分泌や伝達の乱れが指摘されています。
過度なストレスにさらされた状態が続くと、体内のホルモン伝達の流れが偏ってしまい、その結果、排卵が抑制されたり、卵巣や子宮のはたらきが鈍くなったりという影響もあります。
また、ストレスは冷えの原因のひとつともいわれています。
自律神経系の乱れで体温調節がうまくいかなくなったり、血行が悪くなったりで、体の冷えを引き起こしてしまうのです。
特に妊活中の人には過度なストレスを抱え込まないことが本当に大切といえます。
気持ちを切り替えたり、リラックスしたりするのに、アロマは有効な方法のひとつです。
自然由来の力で穏やかにトラブルから回復する効果が期待でき、おすすめです。
妊活中にアロマの香りでリラックス
アロマの香りの選び方は「自分が好きな香り」が基本です。
さらに、妊活という観点でも効果があると、嬉しいですよね。
嗅覚からの刺激は直接脳に届き、神経のバランスを整えることで、ホルモン分泌の機能を正常化するはたらきも期待できるといわれています。
例えば、こんな効果が期待できるアロマもあります。
・ホルモンバランスの調整
・生理不順など婦人科系の不調の改善
・発汗、血管拡張など体を温める
ここでは、ほんの一例ですが、妊活にも効果を期待できるものとして、よく知られているものを挙げておきます。
ゼラニウム:ホルモンバランスを整え、生理不順やむくみ改善にも
ジンジャー:発汗、血管拡張など冷え改善
サンダルウッド:血行改善や血液浄化作用
クラリセージ:女性ホルモン活性化
これらの香りには、女性らしさを高めてくれたり、ロマンティックなムードの演出に一役買ってくれたりという側面もあります。
パートナーと一緒に過ごす空間を心地よく整えるのもいいですね。
イランイランとゼラニウムが一緒になった、「妊活専用」のアロマも販売されています。
このように、アロマにはたくさんの種類がありますが、期待する効果や好きな香りで自由に選ぶことができます。
選ぶ楽しさもありますよね。
ところで、具体的にどうやってアロマを取り入れるかというと、専用の道具が必要とか、少し難しいイメージを持っている人もいるかもしれません。
次に、自宅でも手軽にできるアロマの使い方を紹介します。
アロマをどのように取り入れる?
アロマの使い方としては、大きく2つに分けられます。
1つは「芳香浴」といって、香りを楽しむものです。
もう1つは、マッサージや湿布、コスメなど、成分を皮膚から直接体内に取り込むものです。
特に芳香浴には様々な方法があり、アロマ初心者でも自宅で簡単に取り入れられるものがたくさんあります。
自宅で手軽にアロマ(芳香浴)を楽しむ方法を3つ紹介します。
方法1:専用の道具を使う
まずは、専用の道具を使う方法です。
「アロマといえば」の王道かもしれませんね。
ディフューザーやアロマポットを使います。
↓コンパクトでお手入れ簡単!
主に、部屋の中に香りを広げたい場合に効果的です。
はっきりした香りを広げるのに抵抗がある場合は、アロマスティックやアロマストーンを使うのもおすすめです。
方法2:自宅にあるもので香りを楽しむ
専用の道具がなくても、自宅にあるものを活用して楽しむこともできます。
初めてアロマを取り入れる場合や香りを試したい場合におすすめです。
まずは、ハンカチやコットン、タオルなどに精油をしみこませる方法です。
とても手軽ですし、外出先など、いろいろなシーンで使うことができます。
マグカップなどにお湯を入れて精油を数滴入れるのも、簡単に取り入れられますね。
方法3:アロマスプレー
3つめに紹介するのは、スプレーでアロマを楽しむという方法です。
シュッとスプレーするだけで、手軽に香りを楽しめますね。
寝具やカーテンなどに香りをつけたり、マスクにひと吹きするのもいいでしょう。
スプレーにして販売されている商品もありますし、自分でアロマスプレーをつくることもできます。
無水エタノールや精製水、スプレー容器など、道具が必要になりますが、アロマに慣れてきてお気に入りが見つかったら、一度試してみるとよいでしょう。
↓少し番外編で・・・
これ知ってますか?マッチタイプのアロマです!
みんな大好き(?)「やすよともこのどこいこ?!」で何度か紹介されているものです。
(関西人だけですか?毎週録画して見てます!)
これ、わたしも好きになりました♡
マッチをシュッとやるのも好きです。
イランイランやゼラニウムのものもありますよ。
ところで、アロマを活用するようになると「妊娠中は禁忌」とか「妊娠中は注意が必要」といった表示をよく目にします。
アロマが体によくないのか、妊活中はどうなのかと不安になってしまいますね。
安全に活用するにはどうしたらよいのかを知っておきましょう。
妊活中には危険なアロマがある?!
アロマは自然療法ではありますが、体に影響を及ぼすものです。
その中には、特に妊娠している女性にとってよくないとされるものもあります。
例えば、通経作用といって、月経がきちんと来るように促すはたらきや、ホルモンに影響するものが代表的です。
(ラベンダー、ローズマリー、ローズクラリセージなど)
子宮収縮作用があったり、陣痛や分娩を促進するものもあります。
(ジャスミン、シナモン、クローブなど)
また、血圧を上昇させる効果や、皮膚刺激が強いものも注意が必要です。
(ペパーミント、アルベンシスミントなど)
妊婦禁忌や注意の必要なアロマは、資料によっても異なる場合が多く、使う側としては混乱してしまいますよね。
先に挙げた、妊活に効果が期待できるアロマの中にも、妊娠したら注意するよう表示されていることもあります。
どの香りも、芳香浴で香りを楽しむ程度であれば、妊娠中でも大きな影響はないとされています。
ただ、マッサージなど直接肌から吸収されるような使い方や、長時間連続して使うのは避けたほうが無難でしょう。
でも、妊活している限り常に妊娠の可能性はあるので、排卵以降、つまり高温期は控えるor短時間にするなどの工夫をされると安心ですね。
妊活中の女性がアロマを活用するには、自身の体調や周期も考えながら香りを選ぶようにし、気になる場合は専門家に相談するなどの対策をおすすめします。
まとめ
妊活中には、過度なストレスにさらされないこと、リラックスすることがとても重要です。
その方法のひとつとして、アロマは手軽に取り入れられて効果も期待でき、おすすめです。
最も大切なのは、心地よく過ごすこと。
妊娠すると逆に注意が必要と耳にすれば、心配になってしまいますよね。
だからこそ、正しい知識を持った上で、自分がリラックスできる香りを選びましょう。
選び、工夫する過程も含めて楽しんで、リラックスした時間を手に入れられるといいですね。
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