妊活をされている方は、独自で調べた方法だったり、病院で指導された方法だったり、様々な方法で取り組まれているかと思います。
その中でも、簡単に効果的に行える「353の法則」というものをご存知でしょうか?
私も最近知った妊活方法なのですが、一度知ってしまえばその法則自体はとても簡単に行う事ができるので、おすすめしたい妊活方法なんです。
今回は、妊活をする上でより効果的にタイミングをとる事ができる353の法則についてご紹介していきたいと思います。
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353の法則で妊活を!〜妊娠しやすいタイミングの取り方〜
タイミングの取り方に迷われることも多いのではないでしょうか?
いつ?何回?と様々な疑問がありますよね。
そういった方には特にこの353の法則が役にたつと思います。
順に説明していきますね。
353の法則で妊活を!
妊活をされている方の中で、排卵日を見ながらタイミングを取るタイミング法をとられている方が多いかと思います。
しかし、排卵日をしっかり把握する事は、中々難しいですよね。
しっかり排卵日を把握していたつもりでも、実は予定していた日付よりもズレてしまっていたり。。
また、特に、年齢を重ねれば重ねるほど排卵予定日と実際の排卵日にズレが起きやすくなってしまう傾向にもあるそうです。
ですが、今回ご紹介する353の法則を使えば、もしも把握している排卵日がズレてしまっても、効果的にタイミングを取る事ができるんですよ。
353の法則ってなに?
まずは、「353の法則とは何か?」というところからご説明していきますね。
353というのは、タイミングを取る時の目安にする数字になります。
排卵予定日を基準に、前後2日間(計5日間)期間を取る事を「5」、
その5日間の、更に前後で3日間期間を取る事を「3」としているので、
353の法則と呼ばれています。
イメージしやすくするために、具体的な日付の例をあげてみますね。
基準となる排卵予定日が「9/6」だった場合、、
(基準の「5」)9/4・9/5・「9/6〈排卵予定日〉」・9/7・9/8
(最後の「3」)9/9・9/10・9/11
この様な期間の取り方となってきます。
353の期間の取り方はお分かり頂けたかと思いますが、そもそも何故353の期間が望ましいのか?というところが気になってきますよね。
次に、何故353の期間がいいのか、詳しく見ていきたいと思います。
妊活中のタイミングはなぜ353がいいの?
精子と卵子には、それぞれ寿命があります。
それぞれ生きていられる期間が違うので、妊活を行う際は、両方が生存している期間を意識してタイミングを取らなければ、妊娠に繋がる事が難しくなってくるのです。
精子の寿命
長くて1週間と言われています。ですが、1週間の間が現役という訳ではありません。
精子が射精されると、卵子を目掛けて進んでいきますが、射精されたばかりの頃には生殖能力は無いと言われています。
射精をされてから5時間以上が経つと、やっと生殖能力を持つ精子となれる様です。
その後、射精されてから36時間までは生殖能力を持っている様ですが、それを過ぎると、生殖能力はなくなり、ただ生きているだけの精子となってしまうんだそうです。
卵子の寿命
精子よりも短く、24時間と言われています。
また、生殖能力を持つ期間も短く、排卵されてから6時間〜12時間の間とされているんです。
妊活を行うという事は、卵子の生殖能力が生きている期間、そして精子の生殖能力も生きている期間も見計らいながらタイミングをとらなければならないという事になりますね。
そうなると、1回のタイミングに絞って行うという事は、とても難しい事がお分かり頂けるかと思います。。
ですが、353の法則では、排卵予定日がズレることも加味し、3・5・3の期間で数回タイミングを持つ方法になります。
闇雲にタイミングをとる方法よりも、格段に効率よく妊活が行えますよね。
それでは、353の法則の詳しいタイミングの取り方をご紹介します。
353のタイミングの取り方
353のタイミングには、それぞれ違った役割があります。
最初の3のタイミングでは、古くなって老廃物化している可能性のある精子をリフレッシュさせる目的で、「1回」タイミングをとります。
次の5のタイミングでは、受精を狙う本番のタイミングの期間なので、「2〜3回」タイミングをとりましょう。
最後の3のタイミングでは、子宮に適度な刺激を与え妊娠率を上げる目的があるので、「1回」タイミングをとってください。
これらのタイミングで行っていけば、多少排卵予定日がズレてしまっていたとしても、精子・卵子の寿命を考えてのタイミングになるので、妊娠の確率も上がりとても効率のいい妊活方法と言えます。
先ほど例に挙げた日付だと・・・
9/1・9/2・9/3
9/4・9/5・「9/6〈排卵予定日〉」・9/7・9/8
9/9・9/10・9/11
黄色の期間に1回、
ピンクの期間に2〜3回、
水色の期間に1回、ということになります。
↓表にしてみました。
最初の「3」 | 基準の「5」 | 最後の「3」 | ||||||||
排卵日 | ||||||||||
9/1 | 9/2 | 9/3 | 9/4 | 9/5 | 9/6 | 9/7 | 9/8 | 9/9 | 9/10 | 9/11 |
◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
少しイメージしやすくなったでしょうか?
◎はタイミングをタイミングを取る日の例です。
11日間にタイミングを4〜5回・・・
そんなに無理!という方はいらっしゃいませんか・・・?
私だけではないですよね?!笑
そんな方は、「5」の期間の1〜2回をシリンジ法にするのもありかな?と思います。
それなりに時間もかかることですし、連続になると男性も女性も負担になりかねないのでは・・・
▶︎シリンジ法についてはこちらにあります。
ですが、いくら353の法則が効率のいい妊活方法と言っても、肝心の基準となる排卵予定日が全然的外れの日付の場合には、もちろん妊娠できる確率もグンと落ちてしまいます。
まずは353の法則を実践する前に、きちんと正しい方法で排卵予定日を特定する事が大事な鍵となりますね。
次に、しっかりと排卵予定日を把握できる方法をいくつかご紹介します。
排卵日を特定しよう
排卵予定日をしっかり把握する事が大事ではありますが、中には日々が忙しく、なかなかしっかりと行える環境にない方もいらっしゃいますよね。
そんな方にもおすすめできる、手軽に行える予測方法などについてもご紹介しますね。
①排卵予測アプリ
一番手軽に行える方法がアプリでの記録になります。
スマホでいつでも手軽に記録が行えますし、生理日を入力するだけで、排卵日を予測してくれます。
ただし、生理周期が不規則だったりする方は、予測日にバラツキが出てしまう可能性があります。
②基礎体温
女性の体には、低温期と高温期が存在しており、低温期と高温期の間にはガクッと体温が下がる日があります。
この体温が下がっている時が排卵をする日になるので、排卵日を予測するにはとても分かりやすく、効率的に予測できます。
ただし、毎日同じ時間帯に測り続けなければなりません。
▶︎こちらに基礎体温の測り方があります。
基礎体温計、私が使っているものは古いですが、買い換えるならコレ↓がいいです!
スッキリした白が最高!
③排卵検査薬
薬局などで販売されているので、手軽に手に入れる事ができます。
妊娠検査薬と同じく、検査薬に尿をかける事で陰性・陽性が判断されます。
尿の中にある「黄体形成ホルモン」が上昇している時を検知して陽性と判断を出すので、なるべくなら基礎体温をつけつつ、排卵検査薬を併用する形が一番効果的な使い方になります。
どれも一長一短があり、人によっても向き不向きもあったりするかと思いますので、慣れていない方はまずは気になった方法を1つ試す事から始めてみる事がいいかもしれません。
私は基礎体温と排卵検査薬を併用していました。
↑私もこちらのショップで購入し、使ってみました!
小さな段ボール箱で届いたのですが、品名欄には「ご注文商品一式」と書かれていて安心しました。
もし家族にバレたら嫌だな〜と思っていたので(^^;;)
配送も早く、文句なし!でした。
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こまめに記録するのがストレスになるタイプの方もいらっしゃいますし、ご自身に合った方法を見つけてくださいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
妊活をしていく上で排卵日を予測する事は大事な鍵となってくるので、手軽に苦なく続けられる方法で行い、排卵予定日を把握できる様になったら、ぜひ353の法則でタイミングをとってみてくださいね。
効果的にタイミングをとっていく事ももちろん大事ですが、それだけに囚われすぎてしまい逆にストレスに感じてしまうと心身にもよくありませんので、焦らず、気楽に行っていくのも大事な妊活方法の一つなのかと思います。
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