妊活は、すぐに結果が出る場合もあれば、1年、2年、3年、4年、、、
それ以上になる場合もあります。
終わりが見えないからこそ、いつまで続けるべきか、悩んでしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。
何を隠そう、私も今そこにいます。
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妊活いつまで続ける?不妊治療や妊活のやめ時問題
これは私の主観ですが、妊活はいわば、ゴールが見えないレースを全力で走り続けるようなものではないでしょうか。
1年頑張れば授かるわけでもないし、痛い注射に5回耐えたら授かるわけでもない。
例えば体外受精を10回したとしても、必ずしもいい結果になるとも限りません。
それでも赤ちゃんが欲しい私たちは、頑張り続けるしかないと思ってしまうもの。
でも、心のどこかで「いつまでも続けられない」と思うこともあるでしょう。
さまざまな壁があるのが現実です。
今回は、デリケートな問題ですが、妊活や不妊治療のはいつまで続けるか?と言うお題で書いていきます。
妊活いつまで続ける?
と言うのも、私自身が今、「そろそろやめ時かな、、、」と思い悩んでいるからです。
贅沢な悩みだとは自覚していますが、少し聞いていただけますか?
30代も後半になり、特に私は人よりも体力がないので、高齢出産・育児には不安があります。
上の子達との歳の差も、希望の年齢差はとっくに越え、当初なんとなく決めていた出産期限なんて、もうとっくに過ぎています。
それでも諦めるには至らず、続けていました。
しかし、夢だった、やりたい仕事もあります。
末っ子が4歳になりだいぶ手が離れてきた今、また1からの子育てとなると、、、
いろいろ考えてしまいます。
今回の妊活はもうすぐ3年になりますが、正直に言うと疲れてきたのが大きいかもしれません。
頑張るのに疲れたから、辞める理由を探している気さえします。
夫とはセックスレス気味なので、毎月無事にタイミングが取れるかドギマギし、かなりのストレスですし、求められない自分にも自信をなくし、せっかくタイミングが取れても妊娠できない自分がポンコツのように思えて・・・
普段は「前向きに!」と頑張っていますが、やっぱり根のネガティブが顔を出します。
ダメな自分にイライラして、今いる子どもたちにきつくあたって・・・
本末転倒ですよね。
もうやめるべきかな・・・と何度も考えてきました。
それでも諦められずに続けてきたのですが・・・
俯瞰的に、実際他の方はどんな時に辞めることを決意したのだろう、と気になり、調べることにしました。
妊活や不妊治療をやめた理由は?
1人目妊活や2人目妊活などによっても考え方が変わってくることもあるかと思いますが、妊活や不妊治療をやめた理由には、大きく分けて3つあるようです。
それぞれみていきましょう。
妊活や不妊治療を辞める理由①身体的負担
まずは身体的負担です。
排卵障害や、その他妊娠の妨げになる病気等がある場合、頻繁に通院・注射や投薬、さらには手術が必要になる場合もありますね。
苦痛を感じても不思議ではありません。
また、女性ならどうしても気になってしまう年齢問題。
授かるには年齢の期限があります。
これも人それぞれですが、一般的には自然に授かれる年齢は42〜43歳と言われています。
中には45〜46歳で妊娠・出産されてる方もいらっしゃいます。
今は40代のママも全く珍しくありませんが、高齢出産への不安や、体力的な心配があり、妊活をやめる方もいらっしゃるようです。
妊活や不妊治療を辞める理由②経済的負担
続いて経済的な問題です。
通院するともちろんお金がかかります。
体外受精をする場合には1回につき数十万円かかります。
これを一体何回出来るのだろう・・・
補助金が出たって、それで十分ではないのが現実です。
妊娠することだけでなく、出産後にかかる費用も考えておかないといけませんよね。
お金のことを考えると頭が痛くなる!と言う方も多いのでは?
また、体外受精もそうですし、治療内容によっては通院日時を指定されたり、頻繁に通院しないと行けないことがあります。
お勤めされている方だと、会社が融通きかない場合などに退職を考えられる方が多いようです。
妊活中の女性のうち、3人に1人が働き方を変えたというアンケート結果もあります。(→こちら)
退職、もしくは正社員からパートへの変更などですね。
そうするともちろん収入が減ってしまうと言うことです。
仕事と妊活の両立には苦労される方が多いですが、でも出産後の再就職のことも心配ですし、仕事を辞めることはできない!という決断をし妊活に終止符を打つ方も少なくないようです。
妊活や不妊治療を辞める理由③精神的負担
妊活中の女性は色々なストレスを抱えています。
精神的負担は相当なものですよね。
例えば・・・
パートナーの協力を得られず孤独を感じる
通院のたびに会社に迷惑を掛けているようで気が引ける
妊娠できない自分を否定してしまう
他人の妊娠報告にショックを受けてしまう
周囲からのプレッシャーが重くのしかかる
流産を繰り返してしまう
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体外受精などの高度不妊治療を受ける女性の54%に抑うつ症状が見られるとの研究結果が出ているんだそうです!
(参考:国立成育医療研究センター)
抑うつ症状とは?
抑(よく)うつ症状には、下記のようなものがあります。
・気分が落ち込んで何もやる気が起きない
・不安や焦りによって落ち着かない、イライラする
・希望が持てない
・自分を責める
・食欲がなくなるor過食になる
・睡眠が不安定
・体がだるく疲れやすい
これは一例ですが、抑うつ症状は誰にでも起こりうるものです。
不妊治療を行なっているクリニックにはカウンセラーが常駐している場合もありますので、ご相談されてくださいね。
精神的な落ち込みを放置して無理を続けると、日常生活にどんどん影響が出てきてしまうこともあります。
カウンセラーさんが身近にいない場合は、心療内科など、早めに受診されてみてくださいね。
何事も不調を放置しておくのは得策ではありません。
早めに適切な処置を行うことが大切です。
妊活のやめ時をどのように夫婦で相談する?
妊活は1人ではできません。
まずはパートナーとお互いの気持ちを確認する必要がありますね。
終わりの話をするのは辛いかもしれません。
でもまずはお互いの考えを共有しないことにははじまりません。
そこからどう折り合いをつけるか・・・
そして、「◯歳まで」、「予算は◯◯円まで」と決められることが多いようです。
また、その期限が来たあと、子どもを持つ選択肢を諦めるのか、養子縁組を考えるのかも重要ですね。
養子縁組でお子さんを迎えられた方のブログを拝見していますが、しっかり「家族」なんですよね。
絆がとっても素敵です。
私の姉は、パートナーはいますが子どもはいません。
40代と50代のカップルですが、フットワークが軽く、山登りをしたり旅行をしたり、、、
コロナが流行る前ですが世界一周旅行もしていましたよ!
こんな生活もいいですよね。
「みんなちがってみんないい」
これ本当だな〜としみじみ思います。
誰だって隣の芝は青く見えるものです。
周りを見て引け目を感じることもあるかもしれませんが、あなたを見て「羨ましいなぁ〜」と思っている人もいますから!
どんな人生も楽しんだもの勝ちですよね♪
やめるのも、続けるのも勇気がいることですが、あなたが選んだ方が正解です。
妊活を辞めたら妊娠する?!
「妊活や不妊治療をやめたら妊娠した」って聞いたことありませんか?
妊活に限らず、欲が強すぎると上手くいかないことってよくありますよね。
また、妊活は大きなストレスがかかります。
思うようにいかないとパートナーにイライラしたり・・・
セックスも義務のような作業になってしまうことも珍しくないようです。
妊活を辞めることにより、そういうストレスがなくなれば、夫婦関係が良くなり自然に妊娠に至る、と考えると、無い話ではないですよね。
妊活にストレスは大敵って言いますからね(^^;;)
もちろん、偶然だっていう可能性もあるかとは思いますが。
私のリアルな妊活やめ時問題は?
さて、冒頭でお話ししたように、私も妊活のやめ時について悩んでいると書きました。
今回調べてみて、結果どうすることにしたかというと・・・
やめることはできない!
今やめたら後悔することが分かりきっているから!
でも、前のめりで妊活することはやめてみようかな・・・
私は上記に挙げた3つの理由のうち、1番のネックなのは断トツで精神的負担です。
しんどくなる妊活って、良くないですよね・・・
力を抜いてゆる〜く、少し休憩もしつつ様子を見てみようかな?と。
自分の年齢や体力は不安ではありますが、まだ、赤ちゃん自身を諦める決心はつきません。
頑張れるのはあと1年くらいかな・・・
ありがたいことに、金銭的負担はさほど気にならないので、流れに身を任せてみようと思います!
先日も夫と入った飲食店で、生後半年くらいの赤ちゃんが泣いていて、夫が「かわいい〜」と言ったのです。
普段は思っていても言わないのに、私が迷ってるタイミングで心の底から言ったんです。
私たちももう一度赤ちゃんを抱きたい。
今やめたら絶対後悔する!
でもしんどくなってしまっては本末転倒。
今よりもっと力を抜いて、赤ちゃんが来たくなるような楽しい家族でいることが1番なのかな。
幸せな未来のために、リラックスして今を生きられるように!
まとめ
今回は「妊活のやめ時」というデリケートな問題について書きました。
妊活や不妊治療をやめる理由には大きく3つあります。
①身体的負担
②金銭的負担
③精神的負担
ですが、調べていても、やはり正解はないのです。
正解がないからこそ、難しいんですよね。
やめるのも、続けるのも勇気がいることですね。
どこでどう折り合いをつけるか、ご夫婦での話し合いが重要です。
どんな結果であろうとも、あなたの幸せを願っています。
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