子宮内膜が薄いと妊娠しづらい?正常値はどれくらい?

妊活

妊活していると時折目にする、「子宮内膜」というワード。

実は、妊娠のしやすさには子宮内膜の厚さが関わっており、それが薄いと妊娠しづらいというのです!

なかには、病院で「子宮内膜が薄い」と指摘されたことのある方もいるかもしれませんね。

そこで、

・子宮内膜が薄いとどうして妊娠しづらくなるのか?
・どうしたら厚くすることができるのか?
・子宮内膜の厚さはどうやったら分かるの?

など、湧いてくる疑問を調べてみました。

『医療のことはよく分からない…難しそう』

という方にも分かりやすくまとめています。

なかなか授からなくて困っている方、子宮内膜が薄いと言われた方、ぜひ参考にしてみてくださいね。

子宮内膜が薄いと妊娠しづらい?正常値は?

子宮内膜とは、子宮の内側にある組織のこと。
妊娠するときには、この子宮内膜がフカフカのベッドのように分厚くなり、やってきた受精卵を受け止めます。
それが着床です。

子宮内膜の厚みは、生理周期に伴って変動しています。

この厚みの平均値は、

生理の直後…1mm(多くても5mm未満)
排卵日の前後…8~10mm
着床時…10mm以上。15mmを超えるのが理想的
生理前…16~20mm

と言われています。

なかでも重要なのは、着床時の厚みです。

妊娠率は、着床時の子宮内膜が薄ければ薄いほど低く、厚ければ厚いほど高いというデータが出ています。
特に、着床時に15mm以上あれば妊娠率はグッと高まるそうです。

受精卵を受け止めるベッドが、フカフカであればあるほど着床しやすい、というイメージですね。

生理前までに分厚くなった子宮内膜は、生理になると経血となって剥がれ落ち、そして生理が終わればまた着床に向けて厚くなる…というサイクルを繰り返しています。

女性のからだは毎月、赤ちゃんを迎える準備をしているんですね。

生理後は、1日につき0.5~1mmずつ厚くなっていくという子宮内膜。

でも、それが上手くいかないと、「子宮内膜が薄い」という状態になってしまいます。

子宮内膜が薄くなるのは、なぜなのでしょうか?
次は、その原因についてお伝えします。

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子宮内膜が薄くなるのはなんで?

妊娠率と深く関わっている子宮内膜。
その厚みが薄くなってしまう原因のひとつが、「女性ホルモンの不足」です。

女性ホルモンにはさまざまな種類がありますが、そのうち卵胞ホルモン(エストロゲン)は子宮内膜を厚くさせる働きを持っています。

つまり、卵胞ホルモンが不足していると、子宮内膜も厚くならないということです。

女性ホルモンのバランスは、ちょっとしたストレスや疲労、生活習慣の乱れなどで崩れやすいもの。

ストレスをため込んでいたり、睡眠不足、過食・小食、痩せすぎなどが原因でホルモンバランスが乱れると、卵胞ホルモンの分泌が減ってしまうこともあります。

そのほか、

・子宮・卵巣の血流不足
・不妊治療における排卵誘発剤(クロミッド)の副作用
・過去の手術(流産や人工妊娠中絶、帝王切開など)
・子宮筋腫などの疾患

などが原因となり、子宮内膜が薄くなることがあります。

これらは、病院で検査を受けることによって原因を特定できることもあります。

自身で原因が分からない場合や、長期間の妊活をしても授からない場合などは、一度検査してみられるといいのではないでしょうか。

では、ホルモン不足が原因で子宮内膜が薄い場合、どうすれば治すことができるのでしょうか。

ホルモン不足となると、自身の心がけで改善できる部分もありそうですよね。

ということで、ここでは子宮内膜を厚くするためにできる、生活習慣の見直しポイントをお伝えします。

子宮内膜を厚くするにはどうすればいい?

ホルモンバランスの乱れが原因で卵胞ホルモンが不足している場合、日ごろの生活習慣を見直すことで改善できることがあります。

●バランスのよい食事をする

現代女性は、ダイエットや美容のために食事量を減らしたり、栄養の偏った食事になってしまいがち。
でも、痩せすぎや栄養の偏りは、子宮・卵巣の機能を下げてしまうことがあります。
一汁三菜をイメージして、ほどよい炭水化物・肉や魚などのたんぱく質・野菜など「少しずつをたくさん」食べるのが理想的です。

●大豆イソフラボンを摂取する

さまざまな栄養素のなかでも唯一、大豆に含まれるイソフラボンは女性ホルモンに似たはたらきを持つとされています。
豆腐や納豆などを食事に取り入れるほか、豆乳ならスキマ時間に飲むこともできるので、お手軽でオススメです。

しかし、摂りすぎには要注意です。
こちらの記事も参考にしてください。
妊活に大豆は危険?!大豆製品の摂りすぎに気をつけよう!

●睡眠をたっぷりとる

ホルモンバランスは睡眠不足や疲労の蓄積で乱れやすいもの。
できれば毎日7時間以上の睡眠をとれるのが理想的。
また、就寝1~2時間前までにゆっくりお風呂に浸かる、寝る前にスマホを見るのをやめる、などの対策で睡眠の質を上げることができ、たまった疲労もスッキリ解消しやすくなります。

●タバコ・過度な飲酒・カフェインの多量摂取を控える

お酒やカフェインは、適量ならリラックス効果・血行促進効果などもありますが、多量の摂取になるとホルモンバランスを乱しやすくなります。

またタバコは、男性ホルモンを増やし女性ホルモンを減らしてしまうという厄介者。
妊娠後も禁煙が必要になるので、妊活中からタバコを減らしておく、もしくは断っておきましょう。

以上は、ホルモンバランスの乱れに対して自身の心がけでできる対策法です。

ほかにも、適度な運動をすることで子宮・卵巣の血流を良くすることもできます。
規則正しい生活がベストですね。

また、加齢による女性ホルモンの減少や、疾患・過去の手術などが原因でホルモンが不足している場合は、薬でホルモンを補充するなどの治療もあります。

頑張ってみてもなかなか授からない…というときは、病院で相談してみましょう。

しかし、なかなか授からないとしても、それが子宮内膜のせいなのか、ほかの原因なのか…

自分ではよく分からないですよね。

子宮内膜の厚さを自分でチェックすることはできるのでしょうか?

次は、その判断基準についてご紹介します。

子宮内膜の厚さはセルフチェックできる?

子宮内膜の厚さを自己判断するのはなかなか難しいですが、「薄いのかな?」と推察する指標がひとつあります。

それは、「経血量」

生理における経血は、分厚くなった子宮内膜が剥がれ落ちたもの。

子宮内膜は着床に向けて分厚くなりますが、妊娠しなかったときは経血として排出し、次の周期に備える…というサイクルを繰り返しています。

つまり、子宮内膜が厚ければ経血量が増え、薄ければ少なくなると考えられるのです。

なかなか授からず、毎月の経血量も少ないようであれば、子宮内膜の薄さを疑ってみてもいいかもしれません。

ただ、実際の子宮内膜を見て、厚さを計測できるのは病院のエコーだけ。

そもそも経血量が少なすぎる・多すぎるなどの症状は、子宮内膜の厚さとは別に、子宮・卵巣の疾患が原因のときもあります。

経血量だけで自己判断するのは難しいので、なかなか授からない方や、生理に異常があるような方は、病院で診てもらうのが一番といえるでしょう。

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まとめ

子宮内膜の厚さは、妊娠率と深く関わっていることが分かりましたね。

子宮内膜がフカフカのベッドであればあるほど着床率が高まる…これは、なんとなくイメージしやすいですね。

ホルモンバランスを整えて子宮内膜を厚くするには、食事・睡眠などの生活習慣を見直すことも必要ですが、
過度なストレスや疲労を溜めないことも大事です。

また、経血量など生理の異常があれば、子宮内膜が薄かったり、ほかの疾患のせいで不妊につながっている可能性があります。

これらはどれも、自分のココロとカラダを大事にしないと気づけないこと。

無理なくストレスを溜めない生活をすることで、心身の異変にも気づきやすくなります。

規則正しい生活をする、必要があれば病院を頼るなどして、無理なく妊娠を目指しましょう!

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