無事1人目の出産を迎えて、「いつ2人目妊活を始めようか?」と考えているご夫婦も多いのでは?
でも、2人目妊活って意外と思った時に、すぐに始められるものじゃないんですよね。
・子宮の回復具合で妊活制限が長い場合がある
・子どもがいて夫婦の時間が取りにくい
・まだ断乳できていない
このような問題をクリアしないと、妊娠率の高い妊活は期待しにくいです。
2人目妊活と言えば、
どこで?
断乳必須?
が、まず気になるところではないでしょうか?
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2人目妊活はいつから始める?
2人目妊活を始める時期で、もっとも多いのが「産後1年半くらい」と言われています。
確かに、周りのお子さんを見ると、2~3歳差の兄弟が多いと思いませんか。
ただ、妊活の時期ばかりは、多数派or少数派だけでは決められませんよね。
忘れてはいけないポイントとなるのは、「1人目の出産状況」です。
経腟分娩(自然分娩、和痛分娩、無痛分娩など):早くて産後1ヶ月健診後~
帝王切開:早くて産後6ヶ月~
これはあくまでも目安で、もう少し妊活の再開時期が遅れてしまう場合も!
2人目妊活を始める時期は、子宮の回復具合が大きく関係してくるんです。
後健診で医師の許可が出るまでは、ひとまず子宮を休めることに専念しましょう。
また、2人目妊活を始める時期は、「兄弟の年齢差」も大切なポイントになりますよね。
兄弟の年齢差で妊活の再開時期を決めるとしたら、以下を目標にするのが良いでしょう。
1歳差:1人目が0歳を迎える年度の7月後半~1歳を迎える年度の5月まで
2歳差:1人目が1歳を迎える年度の7月後半~2歳を迎える年度の5月まで
3歳差:1人目が2歳を迎える年度の7月後半~3歳を迎える年度の5月まで
早産や予定日超過などで出産日がズレる場合もあるので、あくまでも目安的な目標として考えてくださいね。
ところで、2人目以降の妊活と言うと、場所的な問題も出てきますよね。
1人目妊活は夫婦だけの時間を十分に楽しめたけど、2人目妊活は子どもがいる状況!
もちろん、こんな状況でも多くの夫婦が、2人目を授かっている訳です。
皆さんどのように工夫されているのでしょうか?
2人目妊活どこでする?
2人目以降の妊活はどこでするかですが、お子さんの状況にもよりますよね。
ある程度大きくて夜1人で寝かせていても心配ない場合は、お子さんが熟睡しているタイミングを見計らって、別の寝室や、もしくはお子さんが寝室に寝ている場合にはリビングのソファなどと言う声もあります。
どうしても、子どもが起きてこないかな?と言う心配は付きまといます。。
耳を澄ましつつ、もしもの場合に誤魔化せるように近くに掛布団などをスタンバイさせておくといいでしょう。笑
他には、お子さんを預けてホテルに行ったと言う人も多いですね。
・ご両親やご兄弟
・一時保育
・ファミリーサポート
・ベビーシッター
お子さんを預けてまで・・・と抵抗のある方もいらっしゃるかもしれません。
でも、たまにはご夫婦でお買い物やお食事などを楽しむのもいいのではないでしょうか?
そのデートコースの中に、ホテルを組み込むと良いと思います♡
そうそう、2人目妊活を始めるのに、もう一つ重要なことが!!
「断乳するかどうか?」です。
一般的には、「授乳中は排卵が起こりにくい。」なんて言われていますよね。
2人目妊活をスタートするために、断乳は必要なのかお話しましょう。
断乳は必要?
初めに結論を言ってしまうと、断乳は必ずしも必要だと言う訳ではありません。
ただ、授乳中に発生する「プロラクチン」と言うホルモンには、排卵を抑える作用があるんです。
「排卵が抑えられる」ということは、「妊娠しにくくなる」ということ。
授乳中でも排卵する場合もあるので、妊娠する可能性はあります。
「そのうち授かれば良いな〜」と言う感じでしたら、無理に断乳せず、自然なタイミングに任せると良いでしょう。
もし、「出来るなら早く授かりたい」と思うなら、少しでも有利な状況で妊活を再開したいですよね。
そのためには、余裕を持って断乳されるといいでしょう。
お子さんの学年差で計算して断乳するのか、もしくは「1歳になったら」「離乳食をしっかり食べるようになったら」などお子さんの様子を見ながら断乳するのか・・・
そこらへんも考えてみてくださいね。
ただ、2人目を望んでもすぐに授かれるかどうかは分かりません。。
「1人目をスムーズに授かったら、2人目も大丈夫!」なんて言うことはないんですね。
妊活を再開しても授からない、「2人目不妊」の可能性についてお話します。
2人目不妊の可能性も
2人目不妊の目安的な基準は、「1人目断乳しタイミングを合わせても1年以内にできない場合」です。
2人目妊活は1人目妊活と比較して、
加齢で生殖機能が老化している
育児ストレスでホルモンバランスが乱れている
などで、不妊になってしまうことも!
もし本当に不妊なら対策が遅れると、ますます妊娠が厳しくなる可能性があります。
断乳して妊活を再開してから、1年以上授からない場合は受診してみた方が安心ですね。
不妊治療が必要かどうかは分かりませんが、不妊検査で何か原因があるのか、ないのかが分かるだけでも気持ちは違ってくると思います。
焦ってストレスになっても良くないですから、なるべく無理せずリラックスに過ごしたいですね。
まとめ
2人目妊活スタートについて、今までのお話をまとめてみましょう。
いつから始める?⇒産後健診などで医師の許可が出ればOK
どこでする?⇒自宅でもホテルでもOK
※お子さんに見られないように注意!!
断乳は必要?⇒妊活の成功率アップのためには必要
2人目不妊の可能性は?⇒1年以内に授からない場合は受診をおすすめ
妊娠率アップのポイントは、まずは「しっかり子宮を休ませること」。
そして、妊活を始めたい時期までに断乳して、体の調子を整えておくことも大切です。
女性の体はたった1年でも、妊娠率が大きく低下してしまうことがあります。
少しでも妊娠率の高い今のうちに、夫婦の充実した時間が持てると良いですね。
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